2026年5月、Googleは「過去25年で最大の検索の刷新」を発表し、検索の使い方が根本から変わりつつあります。
新しい「AI Mode(AIモード)」は、今まで複数のサイトを調べ回る必要があったことを、対話形式で一発解決してくれる機能です。この記事では、AI Modeで何が変わったのか、どう使えばもっと便利になるのかを、わかりやすく解説します。
「AI Mode」って、これまでのGoogle検索と何が違うの?

これまでのGoogle検索は、キーワードを入力すると関連するウェブサイトのリンクが一覧で表示される仕組みでした。目的の情報にたどり着くには、複数のサイトを開いて読み比べる必要がありました。
AI Modeが変えたこと:
| これまでの検索 | AI Mode | |
|---|---|---|
| 入力方法 | 短いキーワード | 話すように長い文章でOK |
| 結果 | ウェブサイトのリンク一覧 | AIがまとめた回答+引用元リンク |
| 深掘り | 別のキーワードで再検索 | 「もっと詳しく」と追加質問できる |
| 入力できるもの | テキストのみ | 写真・動画・ファイルも可能 |
たとえば、こんな使い方ができるようになりました。
- ❌ 従来:「沖縄 旅行」「沖縄 おすすめ ホテル」「沖縄 観光 シニア」…と何度も検索
- ✅ AI Mode:「来月、夫婦で沖縄3泊4日でのんびり旅行したい。観光地とホテルのおすすめは?」と一度で聴ける
2026年5月、何が変わったの?
2026年5月19日、Googleの開発者イベント「Google I/O 2026」で大規模なアップデートが発表されました。
① 検索ボックスが進化した
入力欄が広がり、長い文章での質問に対応。AI が補完候補を提示してくれるようになりました。
② GoogleのAI「Gemini 3.5」を搭載
最新のAIモデルが検索エンジンに組み込まれ、より正確で自然な回答が得られます 98言語・素420か国で、サブスクリプション不要で使えます。
③ 写真や動画でも検索できる
スマートフォンのカメラで撮った写真を使って、「これは何という植物?」「この料理のレシピは?」と聴けます。
④ 会話するように深掘りできる
最初の質問の後、「もっと詳しく」「初心者向けに説明して」「料金はどのくらい?」と追加質問を重ねることができます。
⑤ メールや写真との連携(Personal Intelligence)
設定をオンにすると、GmailやGoogleフォトの内容を踏まえた、自分専用の回答が得られます。プライバシー設定で管理でき、使いたくない方はオフのままで問題ありません。
実際に使うと、こんなに便利

旅行の計画
従来:「バンコク 観光地」「バンコク ホテル おすすめ」「バンコク 気候 6月」などを別々に検索。
AI Mode:「来年1月にバンコクへぢ5泊6日で行きたい。無理のないペースで観光したい。オススメのエリアと宿を教えて」→一度で旅程のたたき台が出てくる。
健康・症状の確認
「最近ひざが痛い。運動しても大丈夫?」と入力すると、考えられる原因・医師に相談すべき目安・自宅でできるセルフケアをまとめて教えてくれます。
※ 重要な判断は必ず医師に相談しましょう。
買い物の比較
「空気清浄機を買いたい、8畳の部屋で花粉症対策に使う。予算3万円以内」と入力すると、条件に合った機種を比較して提案してくれます。
日本でも使えるの?
はい、使えます。 2025年9月から日本でも段階的に提供が始まり、2026年4月時点ではほぼすべてのアカウントで利用できます。
使い方
- Google.co.jp(またはGoogleアプリ)を開く
- 検索ボックス上部または横に「AIモード」のタブが表示されていればOK
- タブをクリックして、話すように質問を入力するだけ
※ タブが表示されない場合は、Googleアプリを最新バージョンにアップデートしてみてください。
注意しておきたいこと

AIの回答は「参考」として使う
AI Modeは複数のウェブサイトから情報を集めて要約するため、まれに事実と異なる情報が含まれることがあります。健康・法律・お金に関わる重要な情報は、必ず引用元サイトや専門家に確認しましょう。
情報の発信源を確認しよう
AIはその場で回答してくれるため、ウェブサイトを開かずに完結するケースが増えています。情報の裏付けが必要なときは、回答内の引用リンクをクリックして原文を確認しましょう。
高度な機能は有料プランが必要
基本的なAI Modeは無料で使えます。ただし以下の機能は有料プラン(Google AI Pro/Ultra)が必要です(2026年夏から提供開始予定)。
- Information Agents:特定トピックの新情報を自動で収集・通知
- Mini-Apps:自然言語でカスタムツールを生成
まとめ:検索が「調べる」から「相談する」に変わった
AI Modeの登場で、検索の感覦が変わりつつあります。
- 短いキーワードを入力する → 長い文章で自然に質問する
- 複数のサイトを読み比べる → AIがまとめた回答を受け取る
- 何度も検索し直す → 対話形式で深掘りする
まるでインターネットに詳しい友人に聴くような感覦とでもいえばいいでしょうか。使いこなすことで、調べものにかかる時間と手間が大幅に減ります。
まずは日常の「ちょっと調べたいこと」から試してみてください。きっと「これ、便利だな」と実感できるはずです。